令和6年度第3回すかがわ大人塾「志野流香道 香りをたのしむ」を開催しました
源氏物語にちなんだ組香「源氏香」を、体験しました。
組香とは、古典文学や四季の移ろいなどを題材として、二種類以上の香木の香りを聞き分けて鑑賞するものです。
香の聞き方を習います。
香炉の正面を向こう側にし、左手親指を香炉の口にかけ安定させ、
右手親指と人差し指の隙間から、三息または五息にて聞きます。
五つの香りを聞き、何番目と何番目が同じ、全て違うなど、縦線を組み合わせた源氏香の図で書き付けます。
答えが出そろいました。
午前の部は、一と五、二と四が同じ『槙柱』。午後の部は、一と二、三と四が同じ『若紫』。用紙の下に書かれた数字が点数となり、三が最高点となりました。最高点者には、越前和紙の記録紙と、源氏香にちなんだ先生直筆の和歌の書かれた短冊が渡されました。
【床飾り】挿朶嚢(さしえだぶくろ)
ご参加ありがとうございました!