テーマ展「仲秋」
2021年8月30日 ~ 2021年10月3日
9月は、俳句の世界では「仲秋」。秋の3ヵ月を初、仲、晩と分け、その真ん中になります。
風はすこしずつ乾き始め、空はだんだんに高くなっていきます。
虫の音もすだき、月の光も冴えかえる季節です。
今回は細見綾子の代表作のひとつ「鶏頭を三尺はなれもの思ふ」をはじめ、秋の俳句を展示しています。
老鹿の毛のふさふさとちりもなし 原 石鼎
うしろから秋風来たり草の中 渡辺水巴
むぞうさに水引草の風にあり 大野仲秋
まつくらな那須野ヶ原の鉦叩 黒田杏子
(当館藏)
(当館藏)
(個人藏)
展示期間 8月30日(月)から10月3日(日)
休館 火曜日
場所 文化伝承の間 9:00~17:00