「月夜のむかしばなし」を開催しました
月や秋に関する昔話を、行灯の灯りと虫の音の中、風流のはじめ館の庭で聞きました。
ヒヤッとする話、笑ってしまう話。うす暗い中で語られるお話に引き込まれていきます。
●もちつきうさぎ
子うさぎ3匹の大切なものと引きかえに、母を助けてくれたじいさまは月の神さまだった。
●二十三夜の月
二十三夜の月夜。三人ならんで歩いた時に、真ん中の人の頭の影がうつらないことがあるのだそうな。
●うねめ物語
夫とはなされ奈良の都で采女にされた女。中秋の十五夜の晩に安積の里へ逃れてきたが…
●重箱ぼたもち
ぼたもちを届けるおつかいの子ども。まざらないようにそっと持っていくけれど…
●月夜の果報者
稼がないで果報者になりたい。男が「果報は寝て待て」をそのままに寝て暮らすこと3年。家の屋根に穴があいた。
●星になったじさま
ばさまに先だたれ、早くばさまの星のそばで星になりたいと願ったじさまの話。
あいにくの雨となり、満月を見ることは叶いませんでしたが、しとしと雨の音も雰囲気が良かったと感想を頂きました。
「すかがわ昔話の会」の皆さんありがとうございました!