テーマ展「盛夏」
2021年7月22日 ~ 2021年8月29日
俳句の世界では陰暦を使用しているため、8月上旬の「立秋」が秋の始まりとなります。
そのため、夏のイメージの強い朝顔や花火などは秋の季語として扱われます。私たちの肌感覚では8月はまだ夏の盛りです。テーマ展「盛夏」では、俳句上の季節を問わず現代人にとって、真夏が感じられる作品を展示しています。
若竹や夏を忘るる別屋敷 市原多代女
生國はいづこと問はれ遠花火 黒田杏子
朝顔に朝きて四万八千日 髙久田橙子
水涼し影が伸びたり縮んだり 星野麦人
手まねくは烈日はしる夕立哉 原 石鼎
展示期間 7月22日(木)から8月29日(日) 休館 火曜日
場所 文化伝承の間 9:00~17:00